ブログを始めるにあたり ~「20歳の自分に受けさせたい文章講義」
今回は、おすすめの本をご紹介します。
ブログを始めるにあたり、なにか為になる本はないか…と検索をしまして、
一つ、興味深い本があったので読んでみました。
読んだ感想ですが、
ブログ云々ではなく、普段の日常生活の中でも、とても役に立つことが書かれていました。
そして、私が以前から実践している “クセ” があるのですが、
こちらの本の内容から「なるほど~」と、裏付けされたような気持ちになり、腑に落ちました。
本の内容と、日々実践していることをご紹介させていただきます。
今回は、このような方にお勧めの記事となっています。
- 文章を書くことに、苦手意識がある方
- 言いたいことが、文章にまとめられない
- 日々の、悶々とした気持ちが処理できない
- 読書感想文が苦手&子供に説明できない
自分の感情を文字にするとわかる
頭の中を文字にする
私はこの数年、身のまわりに起きたことで感情が動いたら、
iPhoneのメモに、思いのたけを、打ちまくることにしています。
「なぜか嫌な気持ちになった」「なぜか怒ってしまった」「悩みが出来た」
「自分でもわからないような行動をとってしまった」「理不尽な対応をされ悲しくなった」など。
心の中が、モヤモヤで、???になってしまった、マイナスな感情のときです。
あ~、落ち込む
そして「何かを見て、聞いて、感動した」「誰かの言葉に共感した」「誰かに聞いた話が、とても為になった」
このようなプラスの感情のときにも、その思いを打ちまくります。
とてもいい話!元気がでた!
特に何か理由があって始めたわけではありませんが、
きっと、誰かに話したいときに話せないとか、
人に相談するには、ちょっと気が引ける…とか。
言いたい気持ちと、言えない状況で、タイミングが合わなかったことがきっかけだったと思います。
とにかく、プラスもマイナスも、思ったこと全部、
「吐き出したい!」と思ったら、思いつくままに感情を文字にします。
きれいな文章を打とう…とか、わかりやすく打とう…とか、
毎日書く日記とは違って、一つの出来事に対してのみ一点集中です。
そうすると「なぜ、そう思ったのか」「なぜ、そういう感情になったのか」「どうしたいのか」、
打ちながら、どんどん理由がはっきり明確になってくるのを感じるのです。
頭の中スッキリ!
冷静にこの理由を考えたとき、この行動が「自分への確認作業」になっているのだと気付きました。
次々に、モヤモヤする出来事が起こり、理由のわからない感情でいっぱいになると、
よくわからないまま流されてしまいますし、押しつぶされてしまいます。
書くことの意味 ~わからないことがあったら書こう
本書に「書くことの意味」が書かれていたので、とても納得できました。
そして、頭の中がスッキリする理由がわかりました。
われわれは、理解したから書くのではない。
理解できる頭を持った人だけが書けるのではない。
むしろ反対で、われわれは「書く」という再構築とアウトプットの作業を通じて、ようやく自分なりの解を掴んでいくのだ。順番を間違えないようにしよう。人は解を得るために書くのだし、解がわからないから書くのだ。
わからないことがあったら、書こう。自分の言葉に「翻訳」しよう。そうすれば自分なりの解が見つかるはずだ。
出典:古賀史健「20歳の自分に受けさせたい文章講義」株式会社星海社
自分の考えを知るために、書くことはとても大切だと実感します。
- 自分の感情を書く
- そう思った理由・考えを知る
- なんらかの行動・言動をする
このように、順序よく気持ちを整理し、行動しても、
と、再度、揺らいでしまうことがあります。
書く、書かない以前に、出した答えを疑ってしまうことは誰にでもあります。
そんな迷いが出てきたときにも、
気持ちや思いをリアルタイムに書いたものがあれば、そこまでの経緯や結果に至った気持ちを読み返すことで、改めてスッキリと納得することができるのです!
そして、必要のなくなったメモは順に削除していきます。
感情を文字にする ~ストレス発散
このように、きれいごとに聞こえる話だけではなく、
実際は、職場で、理不尽な対応をされたときの怒りも、私はここにぶつけます。(笑)
家に帰るまでガマンできないときは、
職場のパソコンに向かって、涼しい顔で、仕事をしているふりをして、Wordや Excelにカチカチと無心で打ったこともありました。笑
これを友人に話したら、
こわ~い・・・
と、引かれてしまいました。
これは気持ちの整理のため…ではなく、完全にストレス発散です。
でも、この方法…かなりおすすめです。
まず、誰にも迷惑をかけません。
そして、吐き出すと、そこそこ機嫌も直ります(完全には直りませんが)
大声を出さなくとも文章にして感情を吐き出すことで、かなりのストレスが解消されます。
自助努力で自分の機嫌を取る方法の一つですので、環境が許せば是非、お試しいください!笑
多くの人が話せるのに書けない
本書の序章として、ガイダンスにこのように書かれています。
文章を書くときに、ぶつかる問題は下記の2点に集約される。
- 書きたいことはあるのに、何をどう書けばいいのかわからない
- 自分の思いと、書いた文章にギャップがある。自分の言いたいことが表現できていない
思い当たりますし、どちらも経験あります。
なぜ、話すことは出来るのに、書けないのか?
こちらの本には、こう書かれています。
本書が第一の目標とするのは、「話せるのに書けない!」を解消することだ。
「話し言葉」と「書き言葉」の違いを知り、その距離を縮めることである。
出典:古賀史健「20歳の自分に受けさせたい文章講義」株式会社星海社
話せるのに書けない…、多くの人がぶつかる壁ではないでしょうか。
出来る事なら上手な文章が書きたい、克服したい、と思いますが、その答えは…
「書こうとするから書けない。書こうとしてはいけない」そうです。
え…。どういうこと?
頭の中の「ぼんやりした思いや、感じ」「ぐるぐる」という、言葉に出来ないものを「文章」にするために、
まず、書くことをやめて、頭の中を「翻訳」する、のだそうです。
この「翻訳」というのが、ポイントなのですが、
「文章」とは、つらつらと書くものではなく、「ぐるぐる」を、伝わる言葉に「翻訳」したものだそうです。
それでは、上記の理由を一つずつ見ていきましょう。
1.書きたいことはあるのに、何をどう書けばいいのかわからない
まず、悩み 1 にぶつかる人は、
頭の中の「ぐるぐる」が整理できていない状態で、伝わる言葉に「翻訳」出来ていないそうです。
「単語」や「言葉」にして、小刻みにアウトプットし、少しずつ「文章」にしていくことで、頭の中がまとまり、解消できるのではないでしょうか。
一気に長い文章を書くのは、すごく難しいものです。
感情や思いを、簡単な単語にして並べていくと、それぞれがつながっていくかもしれません。
2.自分の思いと書いた文章にギャップがある。自分の言いたいことが表現できていない
そして、悩み2 にぶつかる人は、
頭の中の「ぐるぐる」を、誤訳しているそうです。
もう少し具体的な「翻訳」の意識・技術が必要となるそうです。
もしかすると、自分の本当の感情や気持ちを正直な「言葉」にせずに、
なにか客観的な影響を受けて、違う「言葉」に変換してしまっているのかもしれません。
2つの悩みに共通して、書けない人に足りないのは「翻訳」の意識・技術ということで、
「誰かに何かを伝えたい」「誰かとつながりたい」という思いから「翻訳」をし、
受け止めてくれる存在があってこそ、成立するものだそうです。
自分の頭の中を「翻訳」する
読書感想文はむずかしい?
普段、思いを吐き出し、メモに打ちまくっている私ですが、文章を書くのが得意なわけでもなく、小学校時代の読書感想文も大嫌いでした。
大きく括って「国語」が苦手で、「算数」が得意でした。
正しい答えのない「国語は嫌い」、決まった正しい答えのある「算数は好き」。
なので、正解のない答えを求めて、文章を書くことは苦痛でした。
読書感想文では、
「、」も「。」も、めいいっぱい使って「かさ増し」をして、
原稿用紙がなんとか埋まるように、頑張ったのを憶えています。
一生懸命書いても、後で読み返してみると、
ほぼ、本の内容を丸写ししたような内容で、
自分が書いたものにガッカリしたことが何度もありました。
「読書感想文の正解」って何なんだろう?と、疑問だけが残りました。
この読書感想文に関して、本書でも取り上げられています。
普段、読書をして読み終わった後、「あ~、おもしろかった」で終わります。
なにが、どうおもしろかった…とか、誰かに説明する必要もないので、読むだけならこれで十分です。
しかし、読書感想文では「内容・魅力・ポイント・欠点」を、頭の中で整理して、
「おもしろかった」という抽象的な思いに、具体的な言葉を与え、アウトプットすることが必要になります。
- 登場人物は、なぜこう思ったのか?
- なぜ、こんな行動をとったのか?
- なぜ、こんなことを言ったのか?
- この物語の、どこにおもしろさを感じたのか?
本書の「翻訳」を実行するのであれば、
まず、物語の中で感情が動かされたポイントを箇条書きにし、
そこに、自分の思いを箇条書きで言葉に翻訳し(共感・自分は違う・どうするだろう?など)、
最後にそれぞれをつないで文章にしていくのも、一つの方法かもしれません。
学校の課題図書など、子供さんの読書感想文で頭を悩ませていらっしゃるお母さまがたは、小学1年生から2年生あたりまでは、上記のようにサポートしてあげるのもいいのではないでしょうか。
考えるために、書く
この「内容・魅力・ポイント・欠点」を「整理・再構築・アウトプット」することは、すごく面倒な作業なのですが、
これをすることで、とても理解が深くなり、記憶の有り方まで変わり、
「書くことの醍醐味」「自分の言葉に翻訳する醍醐味」になるそうです。
実際に、今回こちらの本をこのように文章にしてアウトプットすることで、私自身の理解もかなり深まったと実感しました。
「理解したから書くのではなく、考えるために書きなさい」、と書かれています。
文章の世界では、しばしば「考えてから書きなさい」というアドバイスが語られる。
たしかにそれはその通りなのだが、もしも目の前に20歳の自分がいたら、ぼくはもっと根本的なアドバイスを送るだろう。
つまり「考えるために書きなさい」と。書くことは考えることであり「書く力」を身につけることは「考える力」を身につけることなのだ。
出典:古賀史健「20歳の自分に受けさせたい文章講義」株式会社星海社
一見、順序が逆のように思えるのですが、
書く力から、考える力が身に付き、より理解が深まっていくということがわかります。
過去から現在、そしてこれから、どんどん文章を書く力が必要な時代になっているそうです。
社会と関わる以上、人生の最後までつきまとう「書く」という力を身につけるために、
一つでも、何かのヒントになれば…と思いご紹介させていただきました。
まとめ
思いや感情や「もやもや」は、まず言葉を「翻訳」して書き、そして考えて理解する…こと。
誰かに話せないときは抱え込まずに、文字にしてみる。
見えなかった自分の中の何かが、見えてくるかもしれません。
良かったら、一度実践してしてみてください。
私のiPhoneは、感動も、喜びも、悲しみも、迷いも、怒りも、てんこ盛りですが、これからも思つくままにメモに打ちまくりたいと思います!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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