御朱印巡り（御朱印帳）　その四～瀧原宮へ参拝　伊勢神宮(皇大神宮)の別宮

御朱印巡り・御朱印集め　～その四　瀧原宮へ参拝

ずっと気になっていた御朱印巡り…、昨年2022年から始めて楽しんでいます。
50代できっかけをいただき、絶賛ドハマり中。

出掛ける用があれば、近くの神社へお参りする…という、無駄のない動きを心掛けています。笑

今回は、三重県の瀧原宮（たきはらのみや）へ参拝してまいりました。

あまり馴染みのない…名前でしょうか？
私も、お参りすることを決めるまで、聞いたことがなかったのですが…

色々調べる中で、絶対にここに行きたい！と思い、意気揚々と出掛けていきました（笑）

瀧原宮をご存じのかた、ご存じないかた…
どのような神社で、どのような特徴があるのか、順にご紹介していきます！

今回の記事は、

という方に、瀧原宮の魅力をお伝えしま～す。

御朱印を始めたいけど始め方がわからない…と迷っているかた。
↓こちらの記事を参考にしてください。

御朱印巡り　瀧原宮って、どういう神社？

瀧原宮（たきはらのみや）は、皇大神宮（こうたいじんぐう）の域外の別宮になります。
（※皇大神宮は、伊勢神宮・内宮の正式名称です）

…聞きなれない言葉で、素人には少し難しく聞こえます。

私も、最初は？？？で、まったく意味がわかりませんでした。

正宮（伊勢神宮：内宮/外宮）の次にパワーを持つ別宮。
そして、この瀧原宮は、伊勢神宮（内宮）から、40キロ離れた山あいにある…、なんとも神秘的な神社なのです。

このように、あれこれ情報収集していると…
どうしてもここにお参りしたい！という強い思いがこみ上げてきたので、自分の直感に従い ”瀧原宮” 参拝してきました。

これからお参りされる方は、是非参考にしてください！

↓伊勢神宮の参拝については、外宮・内宮に分けて、こちらの記事でまとめています。

瀧原宮は、三重県のどこにあるの？

瀧原宮は、三重県度会郡…にあります。
…と聞いても、誰もピン！とこないと思うので。

Googleマップで見てみましょう～。

場所は、伊勢神宮（伊勢市）から、西へ40キロほど、車で走った所にあります。

地図で見ても、ほぼ真横…です。

瀧原宮へのアクセス

瀧原宮の、最寄りインターチェンジは、紀勢自動車道・大宮大台ICとなります。

大宮大台ICから、R42号線へ出て、5～10分ほどで到着です。

電車の場合、
最寄り駅は、JR瀧原駅になります。

ただ、この駅から神社入り口までは、徒歩で1.5キロ、約20分ほど…掛かるようです。

電車も限られた本数のようですので、時刻表を確認の上での ”のんびり旅” がおすすめです。

伊勢神宮から、瀧原宮までの行き方

念のために、伊勢神宮（内宮）から瀧原宮までのルートも確認してみましょう。

伊勢神宮から瀧原宮へ、もしくはその逆で、参拝される方もあると思います。
実は、私もこのルートでお参りさせていただきました。

一般道（下道）で移動しましたが、途中からは、田舎道からの山道…でした。

退屈するくらい平和な道で、所要一時間ほどです。

ただ、一切、渋滞なし！なので、ストレスフリーです。笑

時間を急がれる場合は、有料道路を。
「伊勢自動車道 と 紀勢自動車道」経由で、40分ほどです。

”瀧原宮” は、Omairi寺社人気ランキングで、
三重県23位、全国1219位となっています。

〒519-2703
三重県度会郡大紀町滝原８７２
TEL　0598862018
授与所受付時間　伊勢神宮と同じ（時期により異なるため、詳細はこちら）

瀧原宮って、なにの神様？

瀧原宮には、4つの社が、並立して祀られています。
そのうちの一つに、瀧原竝宮（たきはらならびのみや）という別宮があります。

はい、似たような名前です～。

瀧原宮（たきはらのみや）と瀧原竝宮（たきはらならびのみや）の御祭神は、
２社ともに、天照坐皇大御神（あまてらしますすめおおみかみ）です。

よく耳にする ”天照大神（あまてらすおおみかみ）” のことのようなのですが。

古事記や日本書紀など書物の違いによって、また神社の系統によって、”天照皇大神” や ”天照大御神”と表記されたり、仏教の宗派によっても、表記や読みかたや立場が違ったりするそうです。

神職が神前で名を唱えるときは、天照坐皇大御神（あまてらしますすめおおみかみ）だそうです。

瀧原宮には、天照坐皇大御神の和魂（にきたま）が
瀧原竝宮には、天照坐皇大御神の荒魂（あらみたま）が祀られています。

神様の御魂（みたま）の、
おだやかな働きを和魂（にきたま）、荒々しい働きを荒魂（あらみたま）といい、二つの側面を表しているそうです。

”瀧原宮” と ”瀧原竝宮” 、それぞれに、穏やかな魂と、荒々しい魂が、丁寧にお祀りされているのです。

瀧原宮の参拝時間は？　御朱印帳がいただける時間は？

瀧原宮の参拝時間は、伊勢神宮と同じです。

伊勢神宮、内宮・外宮・別宮ともにすべて共通の時間となっています。

季節ごとに時間が変わるので、お参りされる時に、必ず確認をしてから出掛けましょう。

参拝の時期	参拝時間（営業時間）
1月・2月・3月・4月・9月	午前5時～午後6時
5月・6月・7月・8月	午前5時～午後7時
10月・11月・12月	午前5時～午後5時

瀧原宮の駐車場・パーキングは？

瀧原宮の入り口近くに、5～6台ほどの駐車場がありました。

道沿いに一列に整備された駐車場で、料金は無料！

自由に停めてOK、駐車時間も制限なしです。

空きがあったので、ここに停めて参拝に向かいました。

もし、こちらの駐車場がいっぱいの場合は、近くに「奥伊勢木つつ木館」という道の駅があるので、そちらを利用して、おみやげ物なども購入されると一石二鳥です。

いざ、瀧原宮へ参拝

神社入り口は、駐車場のすぐ横です。

”瀧原宮” と書かれた石の社号標（しゃごうひょう）が右手に見えます。

この入り口から、なんだか空気が違います。

何とも言えない、凛とした強さを感じました。

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瀧原宮の参拝にかかる時間は？

私たちが、瀧原宮に到着したのは、夕方の17：00過ぎ…17：20頃でした。

参拝ができる時間は18：00までだったので、時間いっぱいまでしっかりお参りさせていただきました。

参拝前に、神社の広さを勝手に想像して、30分ほどでお参りできるだろうと思っていたのですが…
歩いて行くと、参道が奥に深く、そこそこ距離を歩いた感じで、写真を撮りながら実際40分ほど掛かりました。

ゆっくり、しっかり参拝したい方は、所要１時間ほど。
さっと足早に…というかたは、30分ほどでも可能です。

瀧原宮　鳥居

入り口を入ってすぐに、鳥居があります。

なんでしょう…この ”凛々しさ”。

鳥居に ”凛々しさ” を感じたこと…これまでに、ないですが。笑

とにかく、力強さを感じる鳥居でした。

瀧原宮　神社案内板

鳥居の横に、神社の案内板がありました。

とても立派な案内板です。

瀧原宮の起源について、詳しく書かれています。

瀧原宮　参道を歩く

鳥居をくぐり、参道を歩いて進みます。

参道は、それほど広くありません。

伊勢神宮にも多く見られた神宮杉が高くそびえ立っています。

木が生い茂っている…というほどではないのに、とても深い森の奥にいるような空気が漂います。

時間帯が遅かったせいもあるのか、この参道を行く間は、まったく他の人に会いませんでした。
閉ざされた空間、独特の空気感…で、なんだか背筋がゾクゾクしました。

母と長男は、先に歩いて行ってしまい、あとから写真を撮りながら次男と一緒に歩きます。

瀧原宮　御手洗場（みたらし）・手水舎（てみずや）

しばらく歩くと小さな橋が見えてきます。

橋の向こう側右手に「御手洗場」という立て看板があり、そのまま右手に降りていくと川があります。

手や口を、洗い清める場となっています。

橋を渡った左手に、手水舎（てみずや）もあります。

身を清めて、参拝へ向かいます。

瀧原宮　宿衛屋（しゅくえいや）・御朱印授与所

手水舎を過ぎて、すぐ右手に宿衛屋（しゅくえいや）があります。

ひっそりとした佇まい。境内の雰囲気もあり、とても良い感じです。

ここが御朱印授与所にもなっています。

御朱印帳をお持ちのかたは、こちらで御朱印をいただきます。

時間が遅かったこともあり、参拝後でギリギリにお願いするのもご迷惑になるかも…と思い、先に御朱印をいただいてからお参りさせていただくことに。

窓が閉まっていたので、コンコン…とお呼びすると、しばらくしてから隣の部屋から出てこられました。

御朱印をいただきたいとお伝えすると、言葉少なに御朱印帳を受け取られ、窓を閉めてまた中に。

もしかして時間が過ぎているとか？…と心配になり。
奥の部屋で御朱印を書いて出てこられたときに「お参りの時間は確認してきましたが、18：00まで大丈夫でしょうか？」と念のためにお聞きすると。

「本来、ここは参拝に１時間は必要ですからね。18：00まで…その時間までに、鳥居の外に出てくだいよ！中には居ないでください！」と言われ、窓をピシャンと閉められました。

汗…。

また、左手奥の部屋に入って行かれました。
すごく丁寧に聞いたつもりでしたが、何か失礼なことを言ったり、したりしたのか…次男と顔を見合わせて、ちょっとびっくりしました。

私たちの時間が遅かったので失礼になったのかなぁ…と思いましたが。
この後、参拝する社殿でも数組のかたと会い、帰り道にもすれ違ったり（これからお参りする人と）したので、そうでもなさそうでした。

せっかくの参拝…ちょっと嫌な気分で、足を進めることになりました。
（マイナス情報で申し訳ないのですが、これから参拝される方への情報として提供させていただきます）

瀧原宮　祓所（はらえど）

参道の右手に、祓所が見えます。

祓所とは、祭典などで祭員の方々が身を祓い清められたり、遙拝式（ようはいしき）が執り行われる場所だそうです。
（※遙拝…遠く隔たったところから拝むこと）

瀧原宮のパワースポット　ねじれ杉

とても立派な杉の木が、参道の真ん中に。

こちらが、有名な ”ねじれ杉” で、神社内のパワースポットのようです。
キレイに、木の幹がねじれています。

地球の磁力がぶつかり、ゼロ地場が生まれることから…とも言われているそうですが。
なんとも不思議な現象です。

参道の横に立つ杉の木…、樹齢何年なのか、本当に立派です。

ここから少し歩くと、社殿が見えてきます。

瀧原宮　社殿へ

細い参道を抜けると、左手が社殿になります。

なんとも、静寂な雰囲気の中、歩き進めます。

凛とした独特の空間、時間が止まったような感じさえします。

瀧原宮　いくつの社があるの？　参拝順序は？

瀧原宮には４つの社殿があります。

お参りする順序が決まっていますが、きちんと案内に書かれているので、現地でこちらを確認すれば大丈夫です。

参拝①　瀧原宮　

社殿は横並びに立っています。
それぞれの鳥居の手前に、名前が書かれた案内が立てられています。

まず最初に、皇大神宮の別宮である、瀧原宮へ。

祭神は天照坐皇大御神御魂（あまてらしますすめおおみかみのみたま）。
天照坐皇大御神の、和魂（にきたま）が祀られてます。

静寂…。
とても静かで、まったく雑音がありません。

手を合わせ、二礼二拍手一礼でお参りさせていただきます。

参拝②　瀧原竝宮　

次に、瀧原竝宮（たきはらならびのみや）へ。

瀧原宮と瀧原竝宮、この２社が、皇大神宮の域外の別宮になります。

祭神は、瀧原宮と同じ、天照坐皇大御神御魂（あまてらしますすめおおみかみのみたま）。
天照坐皇大御神の、荒魂（あらみたま）が祀られてます。

前に立つだけで、心洗われます。

母も、息子たちも静かに手を合わせていました。

参拝③　若宮神社（三重県度会郡大紀町）　

若宮神社は、左の奥になります。

石段を上った先、少し高いところに位置し、”瀧原宮の所管社” になります。

祭神は若宮神（わかみやのかみ）です。

こちらも、また少し空気が違います。

日ごろ…日常から、掛け離れた静かな世界です。

参拝④　長由介神社（川島神社）　

長由介神社は、一番奥の正面にあります。

こちらも、若宮神社と同じ ”瀧原宮の所管社” になります。

祭神は、長由介神（ながゆけのかみ）です。

長由介神社は、その昔…長生きの神さまと言われ、長寿を願いお参りされる方も多かったそうです。

瀧原宮　大きな杉の木　樹齢何年？

瀧原宮の横に、樹齢何年？かの、杉の巨木が…

感じるエネルギーが、すごかったです。

瀧原宮　古殿地

瀧原宮では、伊勢神宮の、式年遷宮（しきねんせんぐう）と同じように２０年ごとに、すべての造り替えが行われます。

現在の社殿のすぐ隣に、前回の遷宮（せんぐう）まで御殿が立っていた場所があり、そこを古殿地（こでんち）といいます。

瀧原宮　帰り道の参道

４社の参拝を終えて、もと来た道を戻っていきます。

時間が遅かったせいか、参拝者も少なく、行き帰りに数組…会う程度でした。

ゆっくりと参道を歩き、新鮮な空気をいっぱい吸い込み、良い気をたくさんいただきました。

入り口の鳥居が見えてきました。

衛士見張所の昭和感漂うこのアングルが、とてもレトロで良い雰囲気です。

瀧原宮の御朱印

瀧原宮の、御朱印です。

こちらの御朱印は、直接、御朱印帳に書いていただくことができました。

初穂料は３００円。

伊勢神宮の内宮・外宮すべて、御朱印はとてもシンプルです。

まとめ　御朱印巡り・御朱印集め　～その四　瀧原宮編

今回の御朱印巡り、
皇大神宮（伊勢神宮：内宮）の、別宮 ”瀧原宮” でした。

御朱印巡りツアー。
伊勢神宮（外宮）、伊勢神宮（内宮）から、徒歩で猿田彦神社・佐瑠女神社へお参りし、そのあと瀧原宮へ。

静かな山あいにある、静かな神社。

”瀧原宮” とても気高く、荘厳な空気漂う神社でした。

80歳を過ぎた母も、シャキシャキと歩き。
息子たち２人も母（祖母）の荷物を持ったり、手を引いたりしてくれました。

親子三代、みんなが、
行ってよかった～！楽しかった～！と、大喜びの楽しい旅となりました。

御朱印巡り、御朱印集め…気になるけどまだ始めていない方。
神社巡り、やってみたい方…。

是非、おすすめです！

お参りすると気持ちがスッキリ、日々蓄積されたものが、キレイに流れていくような気分になります。

良いご縁をいただき、どんどん運気を上げて、毎日気分良く過ごしていきたいと思っています～！

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。